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人間とコンピュータの戦い! [その他]

人間とコンピューターで将棋を指したらどちらが強いのか?

将棋を知らない人であれば、「人間がコンピューターに勝てるわけがない!」と思いがちですが、こと将棋に関しては、相手から奪った持ち駒を再び使える事や、成る(歩が『と金』に変化して駒の特性を変えられる等)事などにより、より膨大で複雑なケースがあることから、どんなに優れたコンピューターでも、トップレベルの棋士には敵わない、というのが定説でした・・・。

しかしながら、最近の目覚ましいコンピューターの進化に伴い、徐々にその差が縮まっていたのも事実です。つい先日も、チェスの世界チャンピオンがコンピューターに負けるという記事がありましたが、チェスの場合、相手から奪った駒は再び使えないので、将棋ほどの奥深さはありません。

そして、今回行われた「将棋電王戦」は、現役のプロ棋士とコンピューターの将棋ソフトによるガチンコ団体戦であり、まさにその実力を決するべく大勝負だったのです。


その結果は、様々なニュースでも取り上げられている通り、人間が1勝3敗1分で負け越し、コンピュータ側の勝利。当のプロ棋士達はもとより、全国の将棋ファンがガッカリする結果に終わりました・・・。


では、これで将棋の人気は無くなってしまうのでしょうか?

いえ、決してそんなことはありません。


7冠を達成して史上最強の棋士と言われている羽生さんが、こんな事を言っていました。「勝ち負けだけを争うものなら将棋にそれほどの価値はない。思いがけない発想やドラマチックな逆転が共感と感動を呼ぶ。感動的な俳句を作れないように、コンピューターに人間の共感を得られる将棋は指せません。」

まさにその通り!単なる負け惜しみではなく、将棋はその過程の中に醍醐味が存在します。もし数年後に羽生さんが負けるような事態になったとしても、決して将棋の魅力が無くなるではありません。でも、やっぱりチョット寂しいですよね・・・。

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